行政書士が導く!横浜の法的サポートブログ

相続・遺言、空き家対策、申請等取次、各種許認可について簡潔に案内します。

年別: 2023年

自筆証書遺言書保管制度を利用する際に注意すること②  ~民法の方式と本制度の様式~

前号にて、自筆遺言書を作成する上で重要な民法の方式についてご案内いたしましたので、今回は本制度にて定められた様式について記載します。 本制度を利用するには、民法の方式と本制度の定められた様式(以下の①~⑤)の両方に則して […]

自筆証書遺言書保管制度を利用する際に注意すること① ~民法の方式と本制度の様式~

遺言書を作成する上で重要な民法の方式と、本制度上定められた様式は以下の通りです。 〈民法の方式〉 遺言書の全文(財産目録以外)、作成日時、遺言者氏名を、遺言者が自書し押印します。 自書は、ボールペン等の容易に消えない筆記 […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色⑦ ~関係相続人等への通知~

自筆証書遺言保管制度には、遺言書の存在を相続人等に知らせることを目的とした、2つの制度が用意されております。 その一つが、前回のブログでご紹介した「遺言者が指定した人への通知(指定者通知)」です。 今回は、二つ目の「関係 […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色⑥ ~関係相続人等への通知 その1 指定者通知~

自筆証書遺言保管制度には、遺言書の存在を相続人等に知らせることを目的とした、2つの制度が用意されています。 ひとつ目が「遺言者が指定した人への通知(指定者通知)」です。 指定者通知とは、戸籍担当部局と連携により遺言書保管 […]

自筆証書遺言保管制度」の特色⑤ ~検認手続きが不要になります~

自筆証書遺言保管制度を使うと、家庭裁判所の検認が不要になります。 検認とは、相続人に遺言の存在や内容を知らせ、遺言書の形状、修正の状態、日付、署名などを確認して遺言書の偽造や変造を防ぐ手続きです。 ただし、遺言の有効性や […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色④ ~遺言書の内容を取得するための手数料は1,400円~

自筆証書遺言保管制度において、相続人等は、遺言者が亡くなった後、遺言書保管所(法務局)に遺言書情報の交付の請求を行い、遺言書の内容を取得することができます。 手数料は、1,400円です。 遺言書を預けるときの手数料は3, […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色② ~遺言書の方式について確認してくれるので安心~

自筆証書遺言保管制度では、遺言書を法務局(遺言書保管所)に預ける際に、法務局の職員が遺言書の方式について確認をしてくれます。 方式とは、 なので、せっかく作成した遺言書が、方式不備のために、無効になることを避けることがで […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色① ~法務局に長期間保管されるので安心~

自筆証書遺言保管制度では、自筆証書遺言書の原本と、遺言書(財産目録を含みます)をスキャンした画像データを法務局(遺言書保管所)にて長期間保管してもらえます。 保管の期間は、遺言書の原本が、遺言者の死亡後50年間画像データ […]