行政書士が導く!横浜の法的サポートブログ

相続・遺言、空き家対策、申請等取次、各種許認可について簡潔に案内します。

「相続・遺言」の記事一覧

「自筆証書遺言保管制度」の特色⑥ ~関係相続人等への通知 その1 指定者通知~

自筆証書遺言保管制度には、遺言書の存在を相続人等に知らせることを目的とした、2つの制度が用意されています。 ひとつ目が「遺言者が指定した人への通知(指定者通知)」です。 指定者通知とは、戸籍担当部局と連携により遺言書保管 […]

自筆証書遺言保管制度」の特色⑤ ~検認手続きが不要になります~

自筆証書遺言保管制度を使うと、家庭裁判所の検認が不要になります。 検認とは、相続人に遺言の存在や内容を知らせ、遺言書の形状、修正の状態、日付、署名などを確認して遺言書の偽造や変造を防ぐ手続きです。 ただし、遺言の有効性や […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色④ ~遺言書の内容を取得するための手数料は1,400円~

自筆証書遺言保管制度において、相続人等は、遺言者が亡くなった後、遺言書保管所(法務局)に遺言書情報の交付の請求を行い、遺言書の内容を取得することができます。 手数料は、1,400円です。 遺言書を預けるときの手数料は3, […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色② ~遺言書の方式について確認してくれるので安心~

自筆証書遺言保管制度では、遺言書を法務局(遺言書保管所)に預ける際に、法務局の職員が遺言書の方式について確認をしてくれます。 方式とは、 なので、せっかく作成した遺言書が、方式不備のために、無効になることを避けることがで […]

「自筆証書遺言保管制度」の特色① ~法務局に長期間保管されるので安心~

自筆証書遺言保管制度では、自筆証書遺言書の原本と、遺言書(財産目録を含みます)をスキャンした画像データを法務局(遺言書保管所)にて長期間保管してもらえます。 保管の期間は、遺言書の原本が、遺言者の死亡後50年間画像データ […]

「自筆証書遺言保管制度」のご利用前に知っておきたいこと② ~事前予約・本人申請~

前回のブログにて、本制度で保管できる遺言書は、民法の定めに従い作成された自筆証書遺言であり、かつ本制度において定められた様式に従って作成されている必要がある、ということをお話ししました。 今回は、遺言書を法務局(遺言書保 […]

「自筆証書遺言保管制度」のご利用前に知っておきたいこと① ~保管できる遺言書について~

本制度を利用できる遺言書は、民法968条によって作成された「自筆証書遺言」であること そして 本制度に定められた様式に従って作成する必要があります。 民法968条の1項では、遺言者が全文、日付及び氏名を記載し、押印しなけ […]

ご存じですか?「自筆証書遺言保管制度」

自筆証書遺言は、ペンと紙があれば、いつでも簡単に作成できるというメリットがある反面、記載方式が不備で無効になる、紛失・改ざんされ、遺言書の存在が知られないまま遺産分割がなされる等のデメリットがありました。 こうしたデメリ […]